【3年に1回】銀行は転勤の頻度が多くて困る

3年に1回転勤するのが普通の銀行業界です。
なぜ転勤するのか?転勤する方が必ず出世するのか?
実はそうではありません。
転勤が多いからといって、必ず出世する言葉ありません。




転勤する理由?

銀行転勤多い銀行をはじめとする金融業界は転勤が多いです。
銀行員が転勤の多い1番の理由は、横領など悪い事をさせない為です。
長い期間、同じ職場で働いていると、緊張感も無くなり横領などの不正な事をしやすくなってしまいます。
よくテレビで耳にする市役所の横領事件などは、現金を担当する職員が長年同じポジションで働いた事により起きる事が多いです。
銀行では、このような横領事件を防ぐために定期的に人員を配置転換して、自主的に問題が起こらないようにしてます。
また、同じ職場で長く居る事によって、個人の金融情報を知りすぎてしまう場合もあるので、転勤を多くしています。

転勤は3年に1回のハイペース

銀行転勤ハイペースメガバンクに勤める私が見ている中で、転勤するペースは平均すると3年に1回のペースです。
職場にも慣れて、人間関係を構築して来た時に転勤なんてケースもあります。
ただし、平均すると3年なので、早い人は2年で転勤する事もあります。
私がみてきた中で一番長くても、同じ職場で6年が最長です。

私が今まで見てきた人の中で、日本全国を転々としているツワモノがいました。
東京→仙台→北海道→広島→名古屋→福岡→東京
バリバリと全国転勤を繰り返していました。
これだけ転勤していると、ご当地グルメに詳しくて「歩く食べログ」と行内で言われていましたw



出世には転勤が必要?

銀行転勤日本全国よく巷では、出世には転勤が必要といわれていますが、実際の現場もその通りです。
出世する人は、転勤を繰り返しながらポジションを上げています。
古い体質の銀行では、飛び級という制度は無く、チーフ、課長補佐、課長、部長の様に段階的に出世していきます。

エリート行員は同じ職場で長く働いていても、役職も上げれないので転勤をさせて出世をします。
転勤を繰り返して偉くなっていく、銀行独特の出世のシステムです。
ただし、転勤が多いからと言ってすべて出世していくわけではありません。
職場の人間関係が悪くなったり、問題が起きた時などはイレギュラーの転勤もあります。

参考:転勤が多いと問題児が支店に!

辞令が出たらすぐに新しい職場へ

銀行辞令転勤が多い金融業界、その中でもトップクラスの転勤が多い銀行ですが、辞令が出てからが非常に早いです。
銀行では、辞令が出てから引き継ぎを1週間以内で収めるのが一般的です。
1週間のうちに、今の職場での引き継ぎと新しい職場での引き継ぎと、目まぐるしいほど忙しいです。
5日の内に既存のお客様、新しいお客様、新しい業務内容の把握などものすごい仕事量です。

大阪から東京への転勤の場合

銀行転勤東京辞令が出たその日の夕方から東京へ行く場合もあります。
単身赴任者もしくは独身者の場合は、家の引越しなどは全て人事部が手配してくれますので、仕事に集中できます。
しかし、住民票の異動など公的な手続まではしてくれませんので、後日、有休使って申請します。
私は一般職なので住居を伴う転勤はありませんが、総合職の人は日本全国、全世界が仕事場になります。
総合職の人って給料は高いですが、こんなに転勤をする生活ってどうなんだろう?と思う私です。

ありがとうございました、志保でした。
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