
世間では、Fintech、ブロックチェーン技術、AI技術が騒がれています。
私の働く銀行業界にもAIなど技術革新の波が入ってきています。
メガバンクにもAI技術の採用により、3万人の大リストラ計画が発表されました。
なぜ、AIに仕事が奪われるのか?
現場からの最新の報告です。
なぜ、AIに仕事を奪われるのか?
世間では、AIに仕事を奪われる危機感を持った人がどれだけいるだろうか?
入行当時は全く感じていませんでした。
私が入行した当時は、メガバンクだから安心の終身雇用だと思っていました。
その当時の銀行職員のすべてがそう思っていたと思います。
しかし、AI技術の発達により仕事が奪われ始めました。
銀行は元々、職員が多いです。
銀行のイメージって札束を手で数えている人や、たくさんの窓口でお客様を対応しているのがありますね?
私もそう思っていました。
実際、札束を数えるのは機械に変わり仕事が徐々に変わっていきました。
さらに、職員が多くなるにつれて組合の力が強くなり簡単に解雇できなくなってきました。
そこで銀行が目をつけたのはAI技術です。
AIと言っても奥が深いのでここでは割愛しますが簡単に説明すると、事務処理などの簡単な作業はすべて機械が行う事を目指しています。
銀行がAIに力を入れる理由は、人件費を削減して利益の向上を目指すのが真の目的です。
最近のメガバンクは、日銀のマイナス金利政策によって利益が少なくなっていますので、人件費のカットを目指しています。
事務職は格好のターゲット
AIが仕事を奪うのは、分かったと思います。
メガバンクでは、事務職が格好のターゲットとなっています。
なぜか?
私たちの仕事は、事務処理です。
営業から回ってきた紙の伝票の処理をします。
紙からデータに変われば?
はい、私たちは不要です。。。
タッチパネル式の申込が主流になれば、私たち事務員は殆ど不要です。
紙ベースであったミスも少なくなるだろうし、良い事しかありません。
事実、定期の申込などは窓口で行わず、お客様自身が機械で行う事を推奨しています。
今まで定期の申込では、事務職員のチェック、上司のチェックなど事故が起こらないように最新の注意をして行ってきましたか、AI技術が発達すればこのような処理は、まったく不要です。そのため、安定を求めてメガバンクの事務職に就職した私たちは仕事奪われ始めています。
仕事が奪われたその後は?
AIによって仕事が奪われつつある私たち事務職員の最後は?
リストラではありません。
営業職への職種転換です。
銀行の営業というと、投資信託や保険商品を売ります。
今まで事務職として働いてきた私とは、全く別の仕事です。
銀行もお客様から預けてもらった預貯金でお金を稼ぐ時代じゃなくなりました。
営業に力を入れて、金融商品を売る時代に突入です。
私は、不安でしかありません。
事務職として就職したので、営業したくてメガバンクに入ったわけではありません。
朝8時半に出社して、17時に帰社してアフターを楽しむのが私のライフスタイルでした。
出世欲もなく、与えられた仕事で十分なので事務職が私としてはぴったりでした。
営業職の職種転換は、ストレスでしかありません。
30歳にして、今まで営業職として働いてきた同期と比べられるのは正直辛いです。
メガバンクに働いてきましたが、事務職として伝票処理をしてきただけなのでまったく金融知識がありません。
まだ、辞令が出かけたわけではありませんが、非常に悩んでいます。
ありがとうございました、志保でした。
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