
新卒で入社して8年間メガバンクで働いた私が銀行辞めたいと思った事があります。
なぜ辞めたいと思ったのか?
銀行内の人間関係に疲れたのが最大の原因です。
新しく転勤してきた支店長
銀行を退職するもしくは、うつ病にかかる人のほとんどは支店の人間関係が原因だと思います。
その人間関係を作る人は、支店のトップ、支店長の采配で大きく変わります。
銀行の支店長は誰も逆らえない神の様な存在です。
私が辞めたいと思ったのは、その支店長か転勤してきた時から始まりました。
罵倒する支店長
転勤してきた支店長は怒りっぽい性格で、すぐにキレます。
支店長室で怒れば良いのですが、みんなの前で怒ります。
まるで公開処刑の様です。
そのため、支店全体の雰囲気がぎくしゃくして、行員全体が萎縮しています。
できるだけ怒られない様に過ごそうとしますが、何かにつけて文句を言って罵声が飛びます。
もうこれが毎日毎日。
就業中でも、ストレスで手が震えたりしました。
今、思えば軽いうつ状態でした。
銀行を辞めたいと思った理由
毎日、毎日支店長が罵倒するので、精神的に参ってしまいました。(軽いうつ)
毎日、誰かが怒る環境で過ごした事がありますか?
お客様に怒られる訳でも無く、身内から怒られる辛さ。。。
土日休みでも、考える事は支店長の事ばかり。
まったく休めません。
徐々に出社時間が遅くなる私、精神的にも追い詰められる私
そして、決定的な事件が起こりました。
罰則:支店の前で挨拶
出社してフロアに降りていくと、まずは、挨拶をします。
精神的に参っていた私は、小さな声で挨拶をしてしまいました。
次の瞬間、私の声の何十倍で支店長が罵倒してきました。
「こんな挨拶するんだったら、銀行へ来るな!」
会社に行くのが嫌になって、出社時間が遅くなっていたので、ほとんどの行員が出社した後で、公開処刑されました。。。
あまりにも怒られたので、その場で立ち尽くしながら号泣しました。
泣いたからといって許される訳でも無く、支店長の独断の判断で一日、支店の前で挨拶となりました。
悔しいという感覚よりも、辞めたい帰りたいという気持ちが生まれ始めました。
その日は、昼休憩以外立ちっぱなしで挨拶!
ただニコニコ笑顔で挨拶!
それだけでした。
行内ホットラインの電話は出来ず
メガバンクの中には、上司からのパワハラ、モラハラを受け付ける部署があります。
通称、ホットラインといいます。
人事部が管理している部署ですが、独立しているとの事ですが正直疑問です。
もしかしたら裏でつながっているかも知れません。
私はこのホットラインを信用していませんでしたので、一切相談する事が出来ませんでした。
相談出来るのは、同僚だけ。
上司に相談したとしても、相手が支店長なので解決はできません。
メガバンクに残ろうと決意
私はまだ独身なので、会社を辞めたとしても誰にも迷惑がかかりません。
親に支店長の事を相談したら、会社に残ることを勧められました。
親からは「30歳を控えて、事務員の再就職は難しい」と言われ納得しました。
特に大きなスキルを持っているわけでもなく、再就職難しいと判断しました。
支店長がいなくなるまで、じっと我慢する事を決めました!
突然の支店長の転勤で平和が戻る
そんな毎日、キレまくっていた支店長に突然の出向が決まりました。
辞令が出た時は本当に幸せで、心の中でガッツポーズをしました!
ついにあの支店長がいなくなる!
もう、うつ病はどっかに飛んで行ってしまいました。
支店長として出向は片道切符なので、さようならです。
本当に耐えて良かったです。
あとで聞いた話ですが、今回の更迭は支店長よりも偉いエリア長が関与していたみたいです。 ありがとうございました、志保でした。
私の支店にいる部長がエリア長の元部下で、今回の支店長の暴走を相談し今回の更迭劇が生まれたとの事です。
ホットラインなんかに頼るよりもやはり、行内の政治力が一番強いです。
エリア長の指示により、一気に出向!
こういう時は銀行の動きは早いですw
SNSでも発信中!フォローして下さいね!