
メガバンクに勤めている志保が、新入社員1年目のボーナスをこっそり教えます。
銀行に就職を目指している人や1年目の行員でボーナスに期待している方は要チェックです。
銀行独特のボーナスの計算方法も紹介します。
個人の業績が悪くても多く貰える場合があります。
まさかの寸志で15万円
目次でわかっちゃいましたか?
そうです。社会人1年目の夏のボーナスは15万円です。
正直、もらった時は愕然としました。
メガバンクの平均ボーナスは、大体150万くらいと言われていますので、0が足りません。
桁が違うorz
ボーナスで服やカバンを買おうと計画していた私は、計画変更させられました。
上司からの説明では、夏のボーナスは先期の業績を反映した金額との事です。
つまり私が、学生で遊んでいるときの業績がボーナスに反映されます。
それに4月から入行して、まだ3ヶ月目ですから貰えるだけありがたいと思いました。
複雑な銀行のボーナス査定方法
社会人1年目の人にわかりやすい様に説明しようと思います。
銀行のボーナス査定方法は少し独特です。
まず、先期の銀行の業績が対象の期間となります。
夏のボーナスが少なかったのは、先期(私が学生だった頃)の業績なので貢献していなかった為です。
支店の業績でボーナスが変わる
ボーナスの総額は役員と組合で話合って決めます。
その後、エリア毎に金額の割り振りが始まります。
例えば、関東エリア、大阪エリアなどに業績の良い順に並べて、ボーナスの総額を割り振ります。
(実際のエリアはもう少し細かく割り振りますが)
その後、エリアの中で、業績の良い支店が多くボーナスを獲得できます。
支店に割り振られたボーナスは最終的に個人成績を反映されてボーナスの支給となります。
個人成績が悪くてもボーナスが良い場合も
複雑な銀行のボーナスの仕組みがある一方、個人成績が悪くてもボーナスが沢山貰える場合があります。
所属するエリア業績が一番で、支店の業績がエリアトップであれば、多くのボーナスを貰えます。
支店に配布されるボーナスが多いので、個人成績が悪くても多く貰えます。
もちろん、逆のパターンがあります。
個人成績が良くてもエリア、支店の業績が悪かったら全く貰えません。
支店の連帯責任が強い銀行独特のボーナスシステムです。
冬のボーナスは満額!
夏のボーナスは寸志で15万円でしたが、冬のボーナスは違いました。
無事に満額が支給されました。
銀行員の1年目の冬のボーナスは60万円です。
これだけもらえれば私も納得です。
本当にキツイ銀行員を続けてきて良かったと思える瞬間です。
冬のボーナスは、私が入行してからの業績になりますのでしっかりと満額を頂きました。
この金額は一般職で働いている私の金額なので、総合職でバリバリ仕事している同期は3桁!
総合職の1年目は100万円オーバーの人も居たと聞いています。
ボーナスだけでも、一般職と総合職の年収の差が歴然としています。
ボーナスは増えていくのか?
答えはNOです。
正直、あまり増えて行かないです。
銀行業界全体が景気が良くないので、行員のボーナスは、劇的には増えないと思います。
しかしそこはメガバンク、組合がしっかりしていますので大企業の水準は必ず貰えると思います。
これは、一般職に勤める私のボーナスです。
総合職では、年次とともにボーナスもうなぎ昇りです。
総合職の男子は、社会人2年目で新車のレクサスを購入した同期もいました。
さすが、総合職!